【完全解説】民泊ビジネスのランニングコスト!最低価格と筆者の実例あり
1. 結論
大阪の最も安い地域であるOOO市の1kサイズの家の平均賃料4.5万を用いて、
- 賃料: 4.5万円
- ガス電気光熱費: 1.5万円
- 清掃費: 0円
- 諸経費: 2000円
- 運用代行費: 0円
合計: 6万円
筆者の場合 私は、大田区の1kサイズで家賃11万の賃料の物件を借りていることから、
- 賃料: 11万円
- ガス電気光熱費: 1.5万円
- 清掃費: 6.4万円(1回8,000円)
- 諸経費: 2000円
- 運用代行費: 0円
- 合計: 19万円
2. ランニングコスト一覧
2-1. 賃料
賃料は民泊事業にかかるランニングコストで1番大きい経費です。賃料を抑えることは確かに重要ですが、民泊事業において物件の選定は成功を左右する大きな要因です。 賃料の安さだけを優先すると、立地や設備の質が低くなり、集客に苦戦する可能性があります。 たとえば、交通の便が悪い場所や観光地から離れた物件では稼働率が下がり、結果として収益も減少します。 適切な賃料と利便性、物件の質をバランスよく見極めることが重要です。
2-2. ガス電気光熱費
ガスや電気、水道の光熱費は、ランニングコストとしては見積もりが少し難しいです。 なぜなら、宿泊者の利用状況や季節に応じて変動するからです。 月々の支出を抑えるために、エネルギー効率の高い家電や節水・節電の工夫が重要です。 筆者の場合は、光熱費を抑える観点は気にせず家電を購入し設置しました。 結果的に現在は平均約1.5万円/月をガス電気光熱費として支払っています。 また、ガス、電気、光熱費は、シミュレーションが難しいことから最低金額シミュレーションと筆者の場合どちらも1.5万円としています。
2-3. 清掃費
清掃費はランニングコストとして見積もりがしやすいです。 なぜなら、業者に委託する場合、清掃1回あたりの金額が決まっていることが多く、稼働率から計算することが可能だからです。 私の場合、稼働率が大体80%で連泊などを考慮すると平均して清掃は8回入ることが多いです。 1回清掃あたり約8000円を清掃業者の方にお支払いしていることから8回=6.4万円。
清掃費は稼働率と直結し、頻度が高まるほど費用が増えます。 自身で清掃を行うことで費用を削減することも可能ですが、時間や手間がかかるため、代行サービスを利用することも検討する価値があります。 代行を選ぶ際は、費用とサービスのバランスを見極めることが必要です。 もちろん、自身で清掃することも可能です。稼働率が低くご自身の時間がある場合は清掃業者に委託せず自身で行うことで清掃費を抑えることができます。 一方で知り合いの民泊事業者の方の話を聞いてみると、清掃業者の方に依頼しているケースが多いですね。 清潔感はゲストの宿泊満足度に直結するため、きちんと清掃を行うことが重要です。
2-4. 諸経費
アメニティや消耗品(トイレットペーパー、シャンプー、タオルなど)の費用も含まれ、月々の利用状況に応じて変動します。 ランニングコスト全体から見ると占める割合は少ないことが予想されます。 私は月に1度物件に足を運んで消耗品のチェックや補充をしており、ここでさまざまな消耗品の購入をして約2000円を使っています。 最低金額に抑える場合でもトイレットペーパーやシャンプーは安いものを用意することができます。 しかし、そもそも諸経費自体低く、抑えてもほとんど差分はないため今回は最低金額シミュレーションと筆者の場合どちらも諸経費は2000円としています。
2-5. 運用代行費
運用代行業者を利用すると、管理業務を任せられるため、手間を大幅に軽減できますが、その分のランニングコストが発生します。 自身で運用できる場合はコストを抑えられるため、初期段階では自分で管理し、軌道に乗ったら代行業者を利用するのも一つの戦略です。 私は、最初は運用代行業者の方にお任せしていましたが、自身で運用することにもチャレンジしたいと考えて現在は自身で運用しています。 ゆえに、最低金額シミュレーションと筆者の場合どちらも運用代行費は0円としています。